動き出す時つい「ヨイショ」と言ってしまう方へ！～大腿四頭筋優位の体の使い方の弊害～
立ったり動きだしたりするときつい、
「ヨイショ」
って口から出てしまう方がいますよね。
うちのパーソナルトレーニングや体軸ストレッチの会員さんでも多かっ
たんですが、総じて言えるのは動き出しが遅い！（笑）
ほぼ共通してるのは太ももの前面の筋肉（大腿四頭筋）を優位の
体の使い方になってしまっていること。
この実験をしてもらえるとわかりやすくなります。
１、膝に手を当てたまま立ったり、座ったりする。
２、鼠蹊部のあたりに手を当てたまま立ったり、座ったりする。
どちらがスムーズな動きが出来たでしょうか？
１の時は動き出しが重たく感じ、２の時の方がラクに感じた方が
多かったと思います。
１の時、「ヨイショ」ってつい出てしまう状態、２の時は「スッ」とか
「ススー」ってスムーズな動き出しが出来てしまう状態です。
大腿四頭筋が優位になってしまうと腹直筋（マッチョな人が割れるとこね）
や中殿筋（お尻の横側のやつね）も固くなりやすくガッチリした構えに
なってしまい動き出しが遅くバランスを崩しやすくなります。
女性で言えば脚が太くなりやすく、猫背で肩こりなんかを誘発する
ケースもあります。
無駄な力を入れなくても体を動かす事が出来るようになれば
当然疲れにくくなります。
先日、サッカーの日本代表の試合を見ていても、「ヨイショ」の動き出しを
している選手が多かったのはビックリした事があります。
この動き出しを一瞬の差が世界との大きな「差」となって
しまっているのかなと感じました。
筋トレや走り込みで体を強く、大きくするのはとても大切な事だとは
思いますが、今現在ある自分の体を使いこなす事がまず重要な事
だと日々感じます。
うちの体幹パーソナルトレーニングや体軸ストレッチのレッスンでは
体を大きく、強くする以前！自分の体を使いこなす事を重要視して
います。
その方がケガのリスクも少なく、気持ちよく体を動かす事ができますからね。
興味がある方はぜひパーソナルトレーニングの体験を受けて
体感してみてくださいね
